坂本龍一+YCAMインターラボ新作インスタレーション展
Forest Symphony
概要
YCAM10周年記念祭のアーティスティック・ディレクターを務める坂本龍一とYCAMインターラボのコラボレーションによる新作インスタレーション+ウェブコンテンツです。
坂本は以前から森林や樹木に対して高い関心を寄せており、音楽活動と並行して森林保全活動も展開してきました。そして、東日本大震災以降、その関心を芸術表現へと昇華させるべく構想したプロジェクトが、樹木の内部を流れる微弱な生体電位をもとに作曲を試みる「Forest Symphony」です。
今回、このプロジェクトにYCAM InterLabが参画し、技術開発を推し進めることで、新たにサウンドインスタレーションとウェブコンテンツを制作/発表するほか、樹木の生体電位を取得するオリジナルのデバイスをオープンソースハードウェアとして公開します。
樹木や森林の息吹を聴覚を始めとする全身の感覚で感じる本作は、10周年記念祭のテーマである〈アート〉〈環境〉〈ライフ〉を体現する象徴的な作品となるでしょう。
センサーデバイス設置場所
- 山口市中央公園(山口市)
- 出雲神社(山口市)
- 熊野神社(山口市)
- 諸塚村(宮崎県)
- 札幌メディア・アーツ・ラボ(北海道)
- MITメディアラボ(ボストン/アメリカ)
- SymbioticA(パース/オーストラリア)
- アコシュ・マローイ(ブタペスト/ハンガリー)
- Design Terminal(ブタペスト/ハンガリー)
展示作品
プロフィール
坂本龍一
音楽家
1952年1月17日、東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、YMOの結成に参加。1983年に散開後は『音楽図鑑』『BEAUTY』『async』『12』などを発表、革新的なサウンドを追求し続けた姿勢は世界的評価を得た。映画音楽では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞を、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞最優 ...

YCAMインターラボ
YCAMインターラボ(InterLab)は、YCAMの内部に設置された研究開発チームです。 キュレーター、エデュケーター、エンジニア、デザイナーなど、多彩なスキルを持つ20名程の常駐スタッフにより構成され、市民やアーティスト、研究者、外部のエンジニアたちとともに、コンセプトづくりから作品制作、ワークショップの開発まで、YCAMのさまざまな事業を主導しています。

入場料
- 入場無料
基本情報
開催日時 |
2013年7月26日(金)〜10月31日(木) 10:00〜19:00 |
イベント休止日 |
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会場 | |
関連イベント | 1イベント |
入場料 | 入場無料 |
プレスリリース |
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クレジット |
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 |