Wanderlust―風来
リー・ウォーレン+宇野萬
プロフィール
リー・ウォーレン
振付家
数々の賞を獲得してきたコンテンポラリーダンスカンパニー リー・ウォーレン&ダンサーズの振付家・芸術監督。オーストラリアバレエ団、ヌレエフ&フレンズやネザーランド・ダンス・シアターと作品を制作。オーストラリア国営放送ABCテレビでは、リーの作品を記録している。
自身のカンパニーを設立して以来、リーは数多くのオリジナルダンス作品を作り出し、また元フランクフルトバレエ団の芸術監督ウィリアム・フォーサイスや、多くのオーストラリアの独創的なビジュアルアーティスト、ミュージシャンたちとコラボレーションを行う。
2002年に南オーストラリア州オペラ座とリー・ウォーレン&ダンサーズの共同制作による彼の最初のオペラ「Akhnaten」を監督し、2003年のメルボルンフェスティバルの目玉となった。
2004年にはフィリップ・グラスのポートレート3部作オペラ「浜辺のアインシュタインParts3&4」(オーストラリア版)を演出。演出・振付で2004年の『アデレード批評家サークル個人賞』を受賞。2005年にはジーナ・リングスと振付した革新的作品「Petroglyphs-Signs of Life」で『アデレード批評家サークル賞』を再受賞した。

宇野萬
振付家
1974年から1980年まで大駱駝艦に在籍。1981年独立、舞踏塾「こころとからだの学校」を開設、82年グループ「葡萄弾」結成。以降、野外、倉庫、画廊など劇場外を中心に活動。
1992年代表作「HOT KEY」で舞台活動再開。国際交流基金派遣公演としてアメリカ、メキシコ、カナダツアーを行い、カンパニー名をUNO-MAN+COMPANYと改める。
また空間創造研究室「メタファクトリー」を開き、オブジェクトを自ら製作し舞台に登場させるなど踊りのみならず空間演出の重要性も同時に追求しつつ2000年まで海外を中心に活動。
現在山口市在住。病克服から3年、地方発を軸に活動を再開。
