フランスのマルセイユ国際映画祭においてウェンデリン・ファン・オルデン ボルフ《したたかにたゆたう̶—前奏曲》が受賞
山口情報芸術センター[YCAM] で発表したウェンデリン・ファン・オルデンボルフの映像作品《したたかにたゆたう̶—前奏曲》が、フランスで開催された第36 回マルセイユ国際映画祭のフラッシュコンペティション部門において特別賞(Special Mention)を受賞しました。
本作は、2024年11月から2025 年3 月に開催したオルデンボルフの展覧会「Dance Floor as Study Room ̶ したたかにたゆたう」に際して制作した同名の映像インスタレーションをもとにした作品です。映像では、登場人物たちが踊り、歩き、本を読み、紛争や人生における葛藤の様々な側面について語り合う様子が映し出されます。マルセイユ国際映画祭は1990 年から毎年開催される映画祭で、今回は30 ヶ国以上の国から200 作品以上の映画・映像が集まりました。今回本作が受賞したフラッシュコンペティションは短編作品を中心とした部門となります。