アダム・キナー&クリストファー・ウィレス
MANUAL(マニュアル)
アダム・キナー、クリストファー・ウィレス
概要
カナダを拠点に活動するアーティストによる図書館を舞台とした話題作!
カナダを拠点に活動するアーティストのアダム・キナーとクリストファー・ウィレスが世界各地の図書館で開催してきた、観客とパフォーマーが一対一で体験するパフォーマンスです。
本作は、非日常的な感覚を探る作品を手がけてきた2人のアーティストとダンス・アーティストのハンナ・シビル・ミュラーとのコラボレーションによって生まれた、公共の図書館を舞台としたパフォーマンス作品です。観客とパフォーマーが1対1でおこなう親密な体験型パフォーマンスと、上演する場所ごとに異なる演出が話題を呼び、2022年の初演以降世界各国で上演がおこなわれています。今回の山口での公演は、YCAMに併設する山口市立中央図書館で実施します。
いつもの図書館で、静かな冒険がはじまる
本作は、指定された場所で待ち合わせた観客とパフォーマーが、開館中の図書館の中を歩きながら体験する作品です。観客は、手渡されたMP3プレイヤーとイヤホン、そして手書きのメモを手がかりに、パフォーマーとともに本を眺めたり、イヤホンから流れる音に耳を傾けたりします。そうした体験を通じて、普段は気がつかなかったような景色や、これまでめくったことのないページへと誘われ、やがて図書館という場所に没入し、本が持つ広い世界を探検していくという体験型作品です。
観客とパフォーマーが「見る/演じる」という関係を超えて、協力しながら時間をつくっていくという体験は「舞台芸術で可能なこと」という領域を超えていくアーティストの挑戦でもあるのです。
また本作の魅力は、その土地でしか出会えない特別な時間と空間を、観客とともに立ち上げていく点にあります。YCAMの公演では、物語の案内人となるパフォーマーを公募によって選ばれた市民がつとめるほか、作中でイヤホンから流れる音源は、アーティストがリサーチで山口を訪れた際におこなったフィールドレコーディングの音源を元にしています。
タイムテーブル
開催日時: 2026年1月24日(土)〜2月8日(日)
プロフィール
アダム・キナー
アーティスト
アダム・キナーは、ティオティアケ=ムーニヤン=モントリオール在住のアーティスト。音楽を専門的に学んだ後、現在は、ダンスや音楽領域のアーティストと共に、パフォーマンス・音・視覚芸術の境界線上で作品を制作している。近年の作品としては、Artexteでのパフォーマンスの歴史・音響作品・朗読を、国家と個人の視点から紡いだ展示や、モントリオール現代美術館での8人のサクソフォニストとのパフォーマンス、OFFT ...
クリストファー・ウィレス
作曲家/音楽家/研究者/ドラマトゥルク
クリストファー・ウィレスは、カナダを拠点にする作曲家/音楽家、研究者、ドラマトゥルクである。「聴くこと」の対象とその実践に焦点をあてた彼のプロジェクトの多くは、作品制作・学習・パフォーマンス・出版・キュレーション・研究の境界線を溶かすような長期的協業から生まれている。また、彼は、10年以上に亘って、劇場でのサウンド・デザイナーおよびドラマトゥルクとして活躍してきた。特に2014年以降、トロントに拠 ...
申込み・チケット情報
前売り券発売日
- 一般発売
- 2025年10月18日(土)10:00
料金
前売り
- 一般
- 2,500円
- any会員
- 2,000円
- 特別割引
- 2,000円
- 25歳以下
- 2,000円
- 高校生以下
- 1,000円
当日
- 一般
- 3,000円
- 高校生以下
- 1,000円
基本情報
| 開催日時 |
2026年1月24日(土)〜2月8日(日) 詳しい日程は詳細ページのタイムテーブルをご確認ください。 |
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| 会場 | |
| 集合場所 | |
| 関連イベント | 3イベント |
| 申込み・チケット情報 | 有料 要チケット購入 前売り券販売中 |
| 前売り券発売日 |
一般発売 2025年10月18日(土)10:00 |
| 参加対象/対象年齢 |
中学3年生〜 |
| 定員 | 1 人 |
| 備考 |
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| プレスリリース |
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| クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 |