木ノ下歌舞伎
勧進帳
弁慶が!義経が!あらゆるボーダーラインを超えていく
歌舞伎と現代劇のあわいを⾏き来するミクスチャープレイ、再び
現代演劇の手法で古典の可能性を探る劇団・木ノ下歌舞伎による、歌舞伎の代名詞的演目「勧進帳」を上演する公演です。
歌舞伎の醍醐味と面白さが詰まった『勧進帳』は、上演頻度の⾼さからもその⼈気を伺うことができる歌舞伎の代名詞的演目です。2010年初演、2016年に再創作され、フランス・パリ公演でも好評を博した本作は、義経一行の関所越えを描いた忠義の物語を大胆に再構築し、既成概念を打ち破った快作です。2023年、⽊ノ下歌舞伎の代表作が、オリジナルキャストで山口初公演を向かえます。
あらすじ
後の鎌倉幕府将軍である兄・源頼朝に謀反の疑いをかけられた義経たちは、追われる⾝となり奥州へ向かっていた。道中の加賀国(※1)・安宅で、義経⼀⾏は⾃らを捕らえるための関所に⾏く⼿を阻まれる。義経は強⼒(※2)の姿、家来たちは⼭伏の姿に化けて関所を通ろうとするが、関守の富樫左衛⾨には⼭伏姿の義経たちを捕らえるよう命令が下されていた。そこで武蔵坊弁慶は機転を利かせて、焼失した東⼤寺を再建するため勧進(※3)を⾏っているのだと話す。すると富樫は、弁慶に勧進帳(※4)を読むよう命じるのだった。もちろん勧進帳など持っていない弁慶は、別の巻物を開くと、それを本物と⾒せかけて勧進帳の⽂⾔を暗唱してみせた。その後も⼀⾏は⼭伏を演じきり、関所を通る許しを得る。しかし、ふとしたことから強⼒が義経ではないかと疑われてしまった。緊迫した状況のなか、弁慶は義経をどこまでも強⼒として扱い、杖で打ち据える。それを⾒た富樫は、頼朝の命を破り、⼀⾏を通してやるのだった——。
※1……現在の⽯川県⼩松市
※2……⼭伏に伴って荷物を運ぶ従者
※3……寺院の建⽴・修繕などのため、信者や有志者に説いてその費⽤を奉納させること
※4……勧進の⽬的について記された巻物形式の趣意書
プロフィール
関連イベント
2023年10月21日(土)、22日(日)
- 終了
- 準備中
木ノ下歌舞伎
勧進帳
2023年10月9日(月)
- 終了
道行ワークショップ
申込み・チケット情報
前売り券発売日
- 一般発売
- 2023年8月12日(土)10:00
- 販売期限
- 2023年10月21日(土)19:00
チケットコード
- Pコード(チケットぴあ)
- 521-000
- Lコード(ローソンチケット)
- 62889
料金
前売り 全席自由
- 一般
- 3,000円
- any会員
- 2,500円
- 25歳以下
- 1,500円
- 高校生以下
- 500円
- 65歳以上
- 2,500円
- 障がい者手帳をお持ちの方
- 2,500円
- 障がい者手帳をお持ちの方の同行の介助者(1名まで)
- 無料
当日 全席自由
- 一律
- 3,500円
備考
開演時間の各1時間前からホワイエにて販売いたします。
基本情報
開催日時 |
2023年10月21日(土)、22日(日) |
会場 | |
関連イベント | 2イベント |
申込み・チケット情報 |
有料
要チケット購入
開演時間の各1時間前からホワイエにて販売いたします。 |
前売り券発売日 |
一般発売 2023年8月12日(土)10:00 |
前売り券 販売期限 | 2023年10月21日(土)19:00 |
備考 |
上演時間:90分(途中休憩なし) 未就学児童入場不可 |
託児サービス |
イベント開催初日の1週間前までにチケットインフォメーション窓口かお電話にてご予約ください。
|
クレジット |
主催:公益財団法人山口市文化振興財団 監修・補綴:⽊ノ下裕⼀ スタッフ |