夢に見た女の子に恋をした少年は、その女の子を探す旅に出る。その旅にどこまでも一緒についてくる不思議なあいつ。少年は、旅の途中で、次々と不思議な出来事に遭遇し、やがて夢の中のお姫さまに出会う。幻想的で色彩感覚あふれる舞台の上で、旅の中で成長していく少年の姿が音楽やダンスを交えて描かれ、人生に立ち向かう勇気と人間の愛の力を見るものに伝える。
音楽とダンスがあふれる、色鮮やかな舞台
アンデルセン作の「旅の道づれ」とノルウェーの昔話「旅の仲間」を題材にした、日本の観客のために創られた演劇作品。
テレーサ・ルドヴィコ
アンデルセン作の「旅の道づれ」とノルウェーの昔話「旅の仲間」を題材にした、日本の観客のために創られた演劇作品。
夢に見た女の子に恋をした少年は、その女の子を探す旅に出る。その旅にどこまでも一緒についてくる不思議なあいつ。少年は、旅の途中で、次々と不思議な出来事に遭遇し、やがて夢の中のお姫さまに出会う。幻想的で色彩感覚あふれる舞台の上で、旅の中で成長していく少年の姿が音楽やダンスを交えて描かれ、人生に立ち向かう勇気と人間の愛の力を見るものに伝える。
脚本家/演出家
15年間に渡りテアトロ・キズメット(イタリア)で脚本、演出を手掛ける。01・03年にシアタートラムでも上演した代表作『美女と野獣』は、シンプルな舞台と生の音楽、幻想的なヴィジュアル、ドラマティックなストーリー展開で子どもたちの想像力をかきたて、イタリア、イギリス、フランス、スイス、日本など世界各国で賞賛を浴び、3年以上に渡るロングラン上演を行う。イタリア国内では02年シーズンの子どもと青少年向けの演劇ベストワン(lo stregagatto賞)を受賞。また上演活動の傍ら、知的障害を抱える俳優たちや、地元の女性刑務所の囚人たちとの演劇創作にも積極的に取り組む。
05・06年には世田谷パブリックシアターで、日本の俳優や音楽家の出演する『雪の女王』を演出し、好評を博す。06~07年にはヨーロッパ版『雪の女王』、06年にはこども向けオペラ『豚飼い王子』(アンデルセン原作、ニノ・ロータ音楽)を創作、ヨーロッパ各国で上演している。
出演:高田恵篤、KONTA、楠原竜也、辻田 暁、逢笠恵祐
原作:アンデルセン作「旅の道づれ」、ノルウェーの昔話「旅の仲間」
脚本・演出:テレーサ・ルドヴィゴ
台本監修:佐藤 信
翻訳・通訳:石川若枝
美術:ルカ・ルッツァ
照明:斎藤茂男
音響:島 猛
衣裳:ラウラ・コロンボ、ルカ・ルッツァ
衣裳製作:今村あずさ、山本満穂
小道具:ゼペット/福田秋生、高橋まい子
舞台監督:佐藤昭子
制作協力:ジュディ・オーエン
舞台監督助手:高木敬吾
照明操作:小野寺寿浩、山口 洸
音響操作:勝見友理
大道具:俳優座劇場/森島靖明
舞台協力:鈴木章友
衣裳制作協力:桑原理恵、越野ありさ、斉藤絵美、橋本加奈子、山本有子
帽子制作:シャポーヌ/下重恭子
宣伝美術:有山達也+池田千草(アリヤマデザインストア)
イラスト:ラウラ・コロンボ、ルカ・ルッツァ