山中カメラ | やまなか・かめら
現代音頭作曲家 /アーティスト

山口県生まれ。写真や映像を駆使したパフォーマンスでキャリアをスタートし、アートと音楽のジャンルを越境する創作活動を全国各地で展開してきた。近年は「現代音頭作曲家」として、日本各地や海外に滞在し、地域の人々との交流を通して感じた風土や歴史、暮らしの魅力を音頭として昇華。詞・作曲・編曲・振付・演奏・美術・会場演出までを一貫して手がけ、地元住民と共に創り上げる「現代音頭」とその実演=オリジナルの盆踊り大会を企画・開催している。
コロナ禍においても「会えない人と逢う」という盆踊りのもう一つの側面に着目し、サイバースペースを舞台にした《VR盆踊り》(2020)や、郵便で全国から参加できる《アバター紙人形盆踊り》(2021)など、時代に応じた創造的な手法で新たな祭の形を提案した。
過去と現在をつなぐ“最先端のダンスミュージック”=現代音頭を創出しながら、現代の祝祭文化に新たな息吹を吹き込んでいる。