中原中也記念館特別企画展 関連上映
野田真吉特集 ゆきははなである
概要
- 開催日時
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大学在学中に中原中也に師事し、詩作に勤しみ、激動の昭和から平成にかけて縦横無尽にカメラを回し続けた映画作家・野田真吉(1913〜1993年)の足跡をたどる特集上映。山形国際ドキュメンタリー映画祭で連日満席を記録した8作品4プログラムを上映。
上映作品5作品
作品上映 1
Aプログラム 2作品上映
作品上映
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Aプログラム
作品上映
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谷間の少女
栃木県湯西川の山村。山奥で炭焼を生業とする家の娘キサは、村の学校に入る。険しい谷を越えていく学校までの道のりもなんのその。勉強も同級生たちとの交流も全てが楽しく学校生活を謳歌するキサだったが、ある日、火事で炭焼き小屋が焼失してしまい、両親を手伝うため学校に行けなくなってしまう。それを知った友人たちは、団結して復旧を手伝うことに。撮影先の湯西川の子供たちが出演し、衣装も全て現地調達で制作された。
1949年/モノクロ/49分
演出:野田真吉 撮影:浦島進 音楽:古関裕而 原作:白柳美彦 出演:岡村道子、浜村純、木下ゆづ子、亘幸子 製作:湯原甫、米山彊
作品上映
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農村住宅改善
1940年、民家研究の専門家でもあった建築学者の今和次郎らが、「住宅は生活の容器である」という視点から東北地方一円の農村住宅の実態を調査した。その調査隊に随行し、苛酷な自然環境の中で暮らす東北地方の民家の実態を記録しながら、農村の生活改善の必要性を説いた戦前の作品。当時の家の様子などが克明に記録されており、映像資料としても極めて貴重なドキュメンタリー。
1941年/モノクロ/20分(戦後公開版)
監督:野田真吉 撮影:福田三郎 編集:山田耕造 音楽:服部良一 監修:竹内芳太郎
作品上映 2
Bプログラム 2作品上映
作品上映
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Bプログラム
作品上映
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機関車小僧
田園を走る蒸気機関車と機関士に憧れる少年。厳しい生活の中でも子供たちの未来に希望を込めた、野田的ネオレアリズモ作品。戦争で両親を亡くした小学6年生の明は、叔父夫婦の元で暮らしている。明は父親と同じ機関士になることを夢みる。本で勉強し、力がいる仕事だとわかるが、同級生が持ち上げられた大きな石を明は持ち上げられない。ある日、明は休暇で里帰りした姉に機関士になりたいと話し、姉は応援すると約束してくれる。姉が去る日、お土産を渡そうと山に入った明に試練が...。野田は子供の視点に立ったリアリズムを追求しながら、子供たちの未来に希望を込めた。
1950年/モノクロ/45分
演出:野田真吉 脚本:野田真吉、内山義重 撮影:浦島進 音楽:大木正夫 製作:米山彊 出演:二口信一、亘幸子、大町文夫、原緋紗子、河村弘二
作品上映
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忘れられた土地 生活の記録シリーズII
高度経済成長の陰で取り残された人々の過酷な暮らし。観察者であろうとする野田の心の震えが滲み出た伝説の記録映画。青森県・下北半島のほぼ北東端にあり、アイヌ語で"行き止まり"の意味を持つ尻労(しつかり)地区。人々は漁業と農業で暮らしを立てている。男たちは昔ながらの磯船の漁を続けているが、岩手から来る大謀網の漁船に為す術がない。女たちは日暮れまで田畑を耕している。親に代わって年長の子供が兄弟姉妹の面倒を見ている。観察者に徹しようと努めた野田が感情を抑えきれなかった過酷な環境。高度経済成長期の一つの現実を記録した野田の代表作の一つ。
1958年/モノクロ/30分
演出、脚本:野田真吉 撮影:高橋佑次 録音:大橋鉄矢 音楽:間宮芳生 解説:高島陽
作品上映 3
Cプログラム 3作品上映
作品上映
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Cプログラム
作品上映
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冬の夜の神々の宴 遠山の霜月祭
信州遠山郷の神事「霜月まつり」。全国の神々を召喚し、怨霊を慰め一年の安寧を願う一夜の祭りを幻想的に映し出した異色の記録映画。
長野県飯田市の遠山郷に伝わる「霜月まつり」。一年で日が最も短い冬至(旧暦の11月/霜月)に、全国の神々を招き入れ生命力の甦りを願う。夜を徹して行われる湯立神楽で、煮えたぎる湯から沸き立つ湯けむりのなかに、仮面をまとった神々や死霊の化身が舞う。この神事には領民の一揆で滅ぼされたかつての領主・遠山一族の怨霊を慰め祀る舞がくみこまれている。野田は説明を極力排して旅人のような眼で祭りを追うスタイルによって、神々が集う一夜を夢幻のように描き出した。
1970年/モノクロ/37分
監督、編集、制作:野田真吉 撮影:長谷川元吉 撮影助手:亘真幸 録音:野田純 製作協力:大野耕司、松川八洲雄、岩佐寿枝、北村皆雄、一杉陽子、長野県下伊那郡上村下栗
作品上映
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生者と死者のかよい路 新野の盆おどり 神送りの行事
3日間、町全体で夜通し踊り続ける「新野の盆踊り」。山間の集落で長い歴史をもつ伝統行事の心意をとらえたドキュメンタリー。
長野県阿南町新野で毎年8月14~16日に開催される「新野の盆踊り」。夜を徹した盆踊りで、生者と死者が交歓する。踊り続けた三夜が明ける早朝、「神送り」が行われる。名残りを惜しむ踊り手達に道を阻まれながら運ばれた切子燈籠が燃やされ、盆に迎えた祖霊が東の空へ送り出される。人々は後ろを振り返らずに「秋唄」を歌いながら家路につく…。「ゆきははなである」を完成させた野田が1981年から5年に渡り新野に通って作り上げた、民俗神事芸能記録の集大成。日間、町全体で夜通し踊り続ける「新野の盆踊り」。山間の集落で長い歴史をもつ伝統行事の心意をとらえたドキュメンタリー。
長野県阿南町新野で毎年8月14~16日に開催される「新野の盆踊り」。夜を徹した盆踊りで、生者と死者が歓交する。踊り続けた三夜が明ける早朝、「神送り」が行われる。名残りを惜しむ踊り手達に道を阱まれながら運ばれた切子燈籠が燃やされ、盆に迎えた祖霊が東の空へ送り出される。人々は後ろを振り返らずに「秋唔」を歌いながら家路につく…。「ゆきははなである」を完成させた野田が1981年から5年に渡り新野に通って作り上げた、民俗神事芸能記録の集大成。
1991年/カラー/36分
監督、構成、製作:野田真吉 撮影:亘真幸、大塚正之、岩崎充利、小川克己 録音:井上洋右 現地録音:菊地進平、大塚正之 製作協力:オフィス MAP 協力:新野高原踊りの会
作品上映
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異形異類の面掛行列
面掛行列は鎌倉の御霊神社で行われる祭礼。奈良時代から伝わる伎楽の面や田楽の面をつけた10人衆が御霊神社から極楽寺の坂までを練り歩き、豊作・豊漁を祈願する。野田は1972年に神奈川ニュース映画協会の依頼で祭礼を撮影し、後にフィルムをもらい受けて私家版として本作を完成させた。前半は面掛行列をダイナミックに映し、後半は展示のように面を紹介するという、動と静を対比させた構成が実験的な記録映画。
1988年/カラー/18分
監督・構成:野田真吉 制作:野田真吉 撮影:田中茂、高坂政孝 録音:井上洋右、大塚正之
作品上映 4
Dプログラム 1作品上映
作品上映
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Dプログラム
作品上映
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ゆきははなである 新野の雪まつり
仮面仮装の神々がくり返し現れる「新野の雪まつり」。中世からつづく人々の心意を祭の中に見出そうとした記録。
長野県阿南町新野の伊豆神社と諏訪社を中心に13世紀頃から続く「新野の雪まつり」の記録。人々は冬に舞い落ちる雪を稲穂の花に見立て、実りの先触れとして五穀豊穣を願う。夜を徹して行われる祭には「きょうまん(競馬)」「翁」「鬼」などの仮面仮装の芸能が次々と現れ、なかでも実りをもたらす精霊「さいほう」の登場に場が沸き立つ。来る一年の生産に向けた農民の日常(ケ)の願いを、ハレの祭りの中に読み取ろうとした作品。
1980年/カラー/129分
演出、編集、制作:野田真吉 撮影:亘真幸 音響:井上洋右 タイトル:城所昌夫 ナレーター:高島陽 制作協力:大野耕司、大塚正之、小川克己、岩佐寿枝、亘知也
作品上映 5
ゆきてかへらぬ《日本語字幕付き》
作品上映
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ゆきてかへらぬ《日本語字幕付き》
大正時代の京都と東京を舞台に、実在した駆け出しの女優・長谷川泰子と不世出の天才詩人・中原中也、文芸評論家・小林秀雄という男女3人の愛と青春を描いたドラマ。後戻りすることのない3人の生き方を追いかける。
2025年/日本/128分/配給:キノフィルムズ
監督:根岸吉太郎 脚本:田中陽造 音楽:岩代太郎 主題歌:キタニタツヤ「ユーモア」
出演:広瀬すず、木戸大聖、岡田将生、田中俊介、トータス松本、瀧内公美、草刈民代、カトウシンスケ、藤間爽子、柄本佑
本作品は以下の視聴覚ガイドに対応をしています。
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上映/イベントスケジュール
上映期間:2026年9月5日(土)〜14日(月)
チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,400円
- 65歳以上
- 1,100円
- any会員
- 1,000円
- 学生(小学生を除く)
- 1,000円
- 障がい者(および介助者1名)
- 1,000円
- 小学生以下
- 800円
備考
チケットは当日券のみ。館内2階・スタジオC受付にてご購入ください。
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介助者が対象となります。
基本情報
| 上映期間 |
2026年9月5日(土)〜14日(月) |
|---|---|
| 上映作品 | 5作品 |
| チケット情報 | 有料 |