山口情報芸術センター[YCAM]
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supersymmetry

池田亮司

  • 2014
  • インスタレーション
  • YCAM委嘱作品
  • 世界初公開
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1

バイナリーコードを超えて展開される量子論的世界への眼差し

量子論的世界観を美学的な視点でアプローチしたインスタレーション作品。

池田が2012年に発表したパフォーマンス作品「superposition」ををインスタレーション向けに大幅に改訂/拡張した作品。 "experiment" と "experience" の2つのパートから構成されており、両者の関係性は、量子力学や素粒子物理学における実験と観測、さらには表象と数学的モデルの関係性に対応している。

supersymmetry [experiment]

作品名の「experiment(実験)」が示すように、ここでは観測されデータ化される前の物理現象そのものを体験することができる。スタジオ内には強烈な白色光を発する3台のライトボックスが配置され、その上に敷き詰められた、極小の球体オブジェがライトボックスのわずかな傾きの変化により、様々な振る舞いを見せる。明滅を繰り返すライトボックスによりあぶり出されるそれぞれの球体は、時に球の集合としてまた、個別の球として相互に影響しあいながら複雑な振る舞いを示す。ライトボックスの表面を走査する赤色レーザーは、球の挙動を感知し、そのデータは音響とライトボックスをスキャンする液晶ディスプレイの映像へと反映される。3台のライトボックスは、内径(1m×1m)は同寸でありながら、素材や表面加工が異なる球がそれぞれに用いられ、個別な振る舞いをみせる様が見て取れる。

supersymmetry [experience]

暗闇の中に浮かび上がる、向かい合わせに設置された左右2列、平行に配された幅20m×高0.7mの映像画面。さらにそれに平行する20台×2列のモニター群。外側のスクリーンにはイメージが行き交い、内側のディスプレイではそれぞれの動きを解析するような描写が見られる。入力されたデータを解析、解体していくそれぞれの映像のシーンは精密に構成され、映像とはまた別に並行して通過して行く音響とすべての画面が完全に同期、コントロールされている。映像として現れる、複数の移動や明滅、解析のスピードは複雑かつ高速で、この左右に構成されたインスタレーションの中で起こっている全てのことを同時に1点から把握、認識しようとする私たちの意識を解体していく。1つ1つの映像、解析されるデータ、音の意味を追うだけではなく、映像と音響が構成する多様的平行宇宙(パラレルユニヴァース)への想像力を空間全体の認識と解像度へと拡げたとき、池田の構成(作曲)した音楽的構造に侵入することができる。ここに顕れる「音楽」は「数学的経験」という言葉があるように、数的モデルと音楽的表象との交錯点を結ぼうとする。

プロフィール

池田亮司

エレクトロニック/ヴィジュアル・アーティスト

1966年岐阜生まれ、パリ在住。日本を代表する電子音楽作曲家/アーティスト。音そのもの持つ本質的な特性と、映像の本質的な特性としての光を、数学的精度と、美学の両面で追求している。音響メディアと視覚メディアの領域を横断して活動する数少ないアーティストの1人として、池田の活動は世界中で注目を集めており、音響、映像、物質、物理現象、そして数学的概念の精緻な構成を用いて、鑑賞者を没入させるライブ・パフォーマンス、インスタレーションを発表している。

映像、彫刻、サウンドや新たなメディアなど様々な形態に落とし込まれた作品を通して、現代社会に広がる不可視のデータを知覚することの可能性を追求する「datamatics」プロジェクト(2006年~)や、テキスト、サウンド、画像、映像などあらゆる種類のデータをバーコード・パターンと2進法へと変換し、デジタル機器を用いたパフォーマンスの限界と、人間の知覚の閾値の関係性を検証する「test pattern」プロジェクト(2008年~)など、音楽活動とあわせて、長期プロジェクトに取り組んでいる。また、彫刻的素材として強力な白色光を用いた大規模なインスタレーションにより、公共空間を変容させる「spectra」シリーズは、アムステルダム、パリ、名古屋などで公開されている。カールステン・ニコライとのコラボレーション・プロジェクト「cyclo.」(2000年~)では、ライブ・パフォーマンスやCD、書籍を通して、ソフトウェアとコンピューターによってプログラムされた音楽の、エラー構造と繰り返されるループを、リアルタイムでサウンドを映像化するオーディオ・ヴィジュアル・モジュールを用いて考察している。

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クレジット

コンセプト、コンポジション:池田亮司

プログラミング、コンピュータ・グラフィックス:平川紀道、徳山知永、大西義人
機構/光学/装置設計:平川紀道
コンピュータ・システム設計:徳山知永
エレクトロニクス設計:大西義人
技術管理:平川紀道、徳山知永

機構/エレクトロニクス設計:森 浩一郎
シャッター・デバイス制作サポート:平林 慎
グラフィック・デザイン:近藤一弥

キュレーター:阿部一直(YCAM)
共同キュレーター:パトリック・ギジェ(ル・リュー・ユニック・ナント芸術センター)

山口情報芸術センター[YCAM]

アシスタント・キュレーター:西翼
会場設計/設営監督:大脇理智
音響プログラミング:濱 哲史
シャッター・デバイス設計/制作:大脇理智、今野恵菜
音響:濱 哲史、西村悦子
システムエンジニアリング:三浦陽平
ライティングデザイン:高原文江
テクニカルマネージメント:岩田拓朗
プロダクションマネージメント:クラレンス・ン
広報:田中みゆき
ドキュメンテーション:丸尾隆一、渡邉朋也
会場サイン施工:角田なおみ
教育普及:菅沼 聖

Ryoji Ikeda Studio

クリエイティブ・ディレクター:エマニュエル・ドゥ・モンガソン
アドミニストレーション:桧垣優子

展示イベント

池田亮司新作インスタレーション展

supersymmetry

終了

巡回情報 3か国 3件

2014年6月27日〜9月21日

le lieu unique

2015年4月24日〜5月31日

The Vinyl Factory

2015年12月11日〜2016年2月28日

KUMU Art Museum

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関連リンク

インスタレーション

129

池田亮司の作品

8

2014年の作品

13

アーカイブ

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  • 〒753-0075 山口県山口市中園町7-7
  • TEL: 083-901-2222
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