イオナット・ズール
アーティスト/リサーチャー/キュレーター

西オーストラリア大学デザイン学部ファインアート専攻主任。オロン・カッツとともに1996年に「ティッシュ・カルチャー&アート・プロジェクト(Tissue Culture and Art Project)」を設立し、生きた人工的に設計された細胞組織を用いた芸術制作の先駆者として知られる。生物学と芸術を横断する学際的な修士課程「Master of Science(Biological Arts)」を立ち上げた。カッツとともに、他のアーティストや科学者との共同制作を行い、アートの枠組みにとどまらない作品やプロジェクトを展開。その活動は、新素材やテキスタイル、デザイン、建築、倫理、フィクション、食文化など多岐にわたる分野に影響を与えている。