ケイティ・グレシエ

過去20年間にわたり、オーストラリアおよび南部アフリカにおける食文化、観光、健康学に関する定性調査を行ってきた。現在はスウェーデン・ウプサラ大学の人類学・民族学部で欧州研究会議（ERC）助成研究員として活動しており、オーストラリア・カーティン大学で創作学の博士課程に在籍、さらに西オーストラリア大学農学・環境学部の客員研究員も務める。研究ネットワーク「Ecology, People, Place（EcoPeoPle）」のコーディネーター、『Anthropological Forum』の編集委員。

主な著書に『Saving Heritage Breeds: A Love Story』（UWAP、2025年）、『Illness, Identity and Taboo among Australian Paleo Dieters』（Palgrave、2018年）、『At Home in the Okavango: White Batswana Narratives of Emplacement and Belonging』（Berghahn、2015年）ほか。