ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ新作展
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ
- 開催日時
メディア史におけるジェンダーを紐解く
オランダの現代美術を代表するアーティストの一人ウェンデリン・ファン・オルデンボルフの新作を発表する展覧会です。
ファン・オルデンボルフはこれまで映像作品やインスタレーション作品を通じて、人種差別、ジェンダー問題、歴史、植民地主義などの支配的言説や権力構造に対峙する作品を発表してきました。とくに近年は、日本とオランダ、そしてインドネシアにゆかりのある女性アーティストのリサーチを進めており、そのなかには山口ともゆかりの深い、女優で映画監督の田中絹代(1909年〜1977年)や、作家の林芙美子(1903年〜1951年)が含まれます。今回発表する新作では、そうした女性アーティストたちに焦点をあて、彼女たちの視点を通して制作した脚本による映像とサウンドを用いたインスタレーションを展開します。
プロフィール
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ
1962年ロッテルダム生まれ、ベルリン在住。人々と協働しシナリオや設定を作り上げる映像制作を、諸形態の作品を生み出すための方法であり言語として探究してきた。近年、第57回ヴェネチア・ビエンナーレオランダ館(ヴェネチア、2017年)などでの個展を開催したほか、シンガポール・ビエンナーレ(シンガポール、2019年)、あいちトリエンナーレ(愛知、2016年)、キーウ・ビエンナーレ(ウクライナ、2015年 ...
基本情報
開催日時 |
2024年11月30日(土)〜2025年3月9日(日) |
イベント休止日 |
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