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ピナ・バウシュ photo: Iijima Atsushi

「追悼 ピナ・バウシュ 映像で見る世界のダンス スペシャルトーク+ドキュメンタリー上映会」

トークゲスト:マティアス・シュミーゲルト(ヴッパタール舞踊団、元ゼネラル・マネージャー)
日付/時間 :
2010-04-17(土)13:30-16:40終了予定
場所 :
スタジオC /
料金 :
1,000円/any 会員・特別割引800円(通し券のみ)
[特別割引]青少年(18歳未満)、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者1名の方

※要申込(4月11日まで)

貴重な映像とトークで知る、ピナ・バウシュの世界
パフォーミングアーツの歴史と魅力を再発見する特別企画

山口情報芸術センター[YCAM]では、舞台芸術の歴史と、映像によって語られる身体表現の魅力を紹介することを目的とし、昨年6 月に急逝した世界的振付家、ピナ・バウシュの貴重なドキュメンタリー映像3 作品と、ゲストによるトークを含めた特別上映会を開催します。
1970年代から現在、そして後生にまで多大な影響を与え続けるであろうピナ・バウシュ。その活 動は、パフォーミングアーツの歴史、そしてダンス、演劇、美術といったジャンルを超えて世界中 の人々を魅了し続けてきました。YCAMだけのオリジナル企画となる本上映会では、振付家として、一人の人間として、どんな人をも惹きつけて止まなかったピナ・バウシュの世界を、映像作品と元マネージャーによるトークを通じて、わかりやすくご紹介します。



舞台芸術に革命を起こした、その存在と軌跡。
昨年、惜しまれつつ亡くなった振付家ピナ・バウシュ。1973年からヴッパタール舞踊団(ドイツ)の芸術監督を務め、それまで主流だったバレエやモダンダンスを超えた、独自の表現手法を確立しました。ダンスの身体性をもって演劇的な表現へ向かい、ダンス・演劇の枠におさまらない「タンツテアター」(Tanztheater=ダンスシアター)という言葉を世界中に知らしめました。

「私に興味があるのは、人がどう動くかではなく、何が人を動かすのか、ということ」 ―ピナ・バウシュ
この言葉にもあるように、彼女はダンスの創作において、ダンサーの個人的な経験から生まれる言葉や動きを巧みに取り上げました。ダンサーたちに膨大な質問を投げかけながら、それを舞台作品へと拾い上げる作業。それによって、観る者の、不安や人から「愛されたい」という強い願望までを開示する表現を実現し、後世まで残る衝撃を与え続けました。
日本でも1986年の初上演以降、積極的に作品を発表。2008年4月には、生前最後となる来日公演をおこなっています。また近年には、映画「トーク・トゥー・ハー」(2002)の冒頭、美しくも哀しいダンスシーンに登場。日本のファッション誌の表紙を飾るなど、その姿は舞台芸術以外でも大きな話題となりました。


YCAMオリジナル企画、スペシャルトーク+ドキュメンタリー上映会
ピナ・バウシュの名作の数々を、ドキュメンタリー映像で紹介。
元マネージャーによるトークから、彼女の魅力を再発見する。

一人の芸術家の存在からパフォーミングアーツを考察する本企画。貴重なドキュメンタリー映像では、壮大な舞台美術でも名を馳せたピナ・バウシュの名作や、彼女と舞踊団のメンバーへのインタビュー映像を見ることができます。また、16年にわたり彼女の活動を支え続けた元マネージャーのトークでは、近しい人々しか知り得なかった、この偉大な芸術家の人間的な魅力を発見できることでしょう。さらに、上映会翌日からは、関連上映として映画「そして船は行く」を無料上映。彼女の女優としての姿もご紹介します。


[上映会プログラム]
4月17日(土)13:30-16:40(終了予定)
13:00- 開場
13:30- 「ダンスを求めて」上映
14:05- ゲストトーク(英語・日本語通訳あり)
̶休憩̶
14:50- 「One Day Pina Bausch has asked」上映
̶休憩̶
15:50- 「ピナ・バウシュ」上映
16:40頃 終了予定

※上映作品はすべてドイツ語音声、音声ガイドによる日本語通訳あり
※上記は予定時間となります。2本目以降の上映開始時間は前後することも予想されますので、時間には余裕をもってご来場ください。


[上映作品]
「ダンスを求めて」
"Auf der Suche nach Tanz"
1991年/監督:パトリツィア・コルブード/29分/DVD
※ドイツ語音声(音声ガイドによる日本語通訳) 翻訳:桑原綾子
ピナ・バウシュの貴重な写真、代表作におけるダンスシーンの映像などを通し、その活動を総合的に紹介するドキュメンタリー。師クルト・ヨースの創設したフォルクヴァング学校時代とともに、ヴッパタール舞踊団の「アリア」(1979)、「コンタクトホーフ」(1978)、「春の祭典」(1975)、「青ひげ」(1977)、「カーネーション」(1982)、「ワルツ」(1982)、「パレルモ、パレルモ」(1989年)などの歴史的な作品を見ることができる。

「One Day Pina Bausch has asked」
1983年/監督:シャンテル・アカーマン/オリジナル58分の抜粋版/DVD
※ドイツ語音声(音声ガイドによる日本語通訳) 翻訳:桑原綾子
1983年のヴッパタール(ドイツ)、ミラノ、ベネチア(イタリア)、アヴィニョン(フランス)へのツアー中に撮影されたドキュメンタリー。今年、日本で再演予定の「私と踊って」をはじめ、ピナ・バウシュ振付の様々な作品も登場。

「ピナ・バウシュ」"Pina Bausch"
2006年/監督:アンネ・リンゼル/オリジナル43分の抜粋版/DVD
※ドイツ語音声(音声ガイドによる日本語通訳) 翻訳:山下秋子
監督の名前から、「リンゼル・フィルム」と呼ばれるドキュメンタリー。後期のピナの作品に対する、貴重な一言一言をおさめたインタビューや、ヴッパタール舞踊団のメンバーたちのピナに対する想いを知ることのできる必見の1本。


■関連上映
山口市立中央図書館+YCAM共同上映
「そして船は行く」(1983年/監督:フェデリコ・フェリーニ/127分/DVD)
4月18日(日)13:30、19日(月)14:00
会場:スタジオC 入場無料

女優としてのピナ・バウシュを観ることができる、巨匠フェデリコ・フェリーニによる幻想的な作品。亡くなったソプラノ歌手の葬儀のために、豪華客船で旅をする人々を描いた幻想的な世界には、一癖もふた癖もある芸術関係者たちが多数登場。なかでも、ピナ演じるオーストリア=ハンガリー帝国の盲目の皇女、レリニアは、異彩を放つ存在だと言える。




申込方法
電話、はがき、FAX、e-mailにて、住所、氏名、電話番号、e-mailなどの連絡先を明記の上、下記までお申し込み下さい。
[締切:4月11日(日)]

〒753-0075 山口市中園町7-7
TEL:083-920-6111
(山口市文化振興財団チケットインフォメーション/10:00-19:00/火曜休館(祝日の場合は翌日))
FAX:083-901-2216 e-mail:pina@ycam.jp
山口情報芸術センター[YCAM] ピナ・バウシュ係