演劇公演「Life On The Planet」
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テキスト:松田正隆(マレビトの会) 演出:阿部初美(mmp) ドラマトゥルク:長島確(mmp) 音楽:大谷能生
出演:野村昇史(演劇集団円)、谷川清美(演劇集団円)、永井秀樹(青年団)、瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)、田中 夢(遊園地再生事業団)
- 日付 :
- 2009-12-20(日)
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時間 :
- 14:00開演
- 場所 :
- スタジオA /
- 料金 :
-
[チケット発売:any会員先行 11月1日(日) 一般 11月8日(日)]
(全席自由)
前売 一般2,300円/any会員・特別割引1,800円/25歳以下1,500円
当日 2,800円 ※当日は各種割引対象外
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山口市文化振興財団チケットインフォメーション(YCAM内): 083-920-6111
-
■特別割引 特別割引は、シニア(65歳以上)、障がい者及び同行の介護者1名が対象。 未就学児入場不可。
■託児サービス 対象: 0才(6ヶ月)以上 託児時間: 開演の30分前から終演30分後まで 料金: お子様1人につき500円、2人目以降は1人につき300円 申込方法: 12月13日(日)までにチケットインフォメーションまでお申し込みください。
■車椅子席・補聴システム 事前にお問い合わせください。
仮想の未来の世界から、人間の存在と現代を問う演劇作品
太陽も海もない、空気さえも自分たちで作る閉鎖空間で、私たちは...?
地球温暖化や大気・放射能汚染などの人間を取り巻く環境を題材とし、実在する完全人工閉鎖空間から発想を得て、「地球環境と人間、自然と文明」をテーマに近未来の世界を描き出す演劇作品。完全な戯曲を劇作家が書き下ろし、演出家が舞台化するという既成の方法ではなく、劇作家による不完全なテキストの断片から、演出家、スタッフ、キャストが共同で作品世界を作り上げる新しいコラボレーションの方法に挑戦します。
太陽も海もない、空気さえも自分たちで作る閉鎖空間で、私たちは...?
地球温暖化や大気・放射能汚染などの人間を取り巻く環境を題材とし、実在する完全人工閉鎖空間から発想を得て、「地球環境と人間、自然と文明」をテーマに近未来の世界を描き出す演劇作品。完全な戯曲を劇作家が書き下ろし、演出家が舞台化するという既成の方法ではなく、劇作家による不完全なテキストの断片から、演出家、スタッフ、キャストが共同で作品世界を作り上げる新しいコラボレーションの方法に挑戦します。
本作の舞台は、実在する人工閉鎖空間からアイディアを得た、仮想の近未来。そこには、太陽も海もない、空気さえも自分たちでつくる隔絶された環境が存在しています。そこで生きる人間の姿、そして、家族や生活、記憶を描き出した本作は、仮想の未来から、私たちの生きる現代を問う視点を、観客に与えていきます。
フィクションでありながらも、現実をモチーフにした独特のテーマを描いた演劇作品は、起こるかもしれない私たちの未来の姿を暗示しているのかもしれません。

photo: 飯田研紀/IIDA KENKI
Life On The Planet(ライフ・オン・ザ・プラネット)
完全人工空間--。それは、起こるかもしれない未来
「地球環境と人間、自然と文明」をテーマにした本作は、国内に実在する人工閉鎖空間からアイデアを得ています。植物の栽培や動物の飼育、そして人間や動植物の生存実験までを、閉鎖空間のなかで実験するこの施設は、いわばミニ地球ともいえます。本作では、その目的や必要性を踏まえながら、完全人工空間における人間の姿を描いています。太陽も海もない、空気すらも自分たちでつくる隔絶された場所で、家族や生活、私たちの記憶は、どのように変化するのでしょうか。この作品は、フィクションではありますが、それは起こるかもしれない本当の未来ともいえるのです。
こうした仮想の近未来の視点から、観客に投げかけられるテーマ。それは、フィクションでありながらも、劇場と現実との境界をゆるがす演劇ならではの表現でもあります。地球温暖化や大気・放射能汚染など、人間をとりまく環境が悪化の一途をたどる現在にこそ、考えなければならない視点。それを、フィクションと現実、現在と未来という多層的な時間軸が交錯する演劇の世界観によって、観客にもたらしていきます。
太陽のないバイオスフィア 阿部初美
四角い箱のような部屋、オレンジ色の人工光に照らされた稲穂が四隅までぎっしりと植えられている。
こんな光景に出会ったのは、06年、『アトミック・サバイバー』という作品の製作中、核燃料再処理工場の取材で訪れた、青森県六ヶ所村の「環境科学技術研究所」の一角にある人工閉鎖空間だった。そこではNASAの協力のもとに、人間の生活に必要な空気や水、光、食べ物などのすべてが人工的に作りだされ、かつてヒトの長期滞在が試みられていた。
なぜ、なんのために。
ここでわたしが見たものは、ある未来の断片なのだろうか?
『Life On The Planet』は、この人工閉鎖空間から着想した作品である。
演劇の新しいコラボレーションのカタチ
本作は、創作方法においても、新しい挑戦を試みています。作品のテーマを主軸におき、それらに興味をもつアーティストが集まることで共同制作がおこなわれています。劇作家が書いたテキストの断片を、ドラマトゥルクが組み立て、演出家が舞台化。さらに音楽家が、実際の舞台でサウンドを奏で、それらすべてが、観客の目の前で融合していきます。一つの完全な戯曲を劇作家が書き下ろす従来の方法でなく、新しいコラボレーションの在り方を実践することにより、新たな演劇のライブ感覚を探ります。
※mmp(ミクストメディア・プロダクト)とは
阿部初美、長島確など複数メンバーによる、プロジェクトベースの作品制作レーベル。志を同じくする、異なる分野のアーティストや専門家にプロジェクトごとに参加を呼びかけ、その共存・混在が新たな表現を生み出すような活動を目指す。今回は、松田正隆、大谷能生が加わり、新しい演劇のかたちを模索します。
http://mmps.jp/

参考写真:「PARK CITY」(2009、山口情報芸術センター[YCAM])
Photo: Ryuichi Maruo (YCAM InterLab)
空間美術:田原奈穂子(mmp)
照明:田島佐智子(mmp)
音響:木下真紀
舞台監督:喜久田吉蔵
ドラマトゥルク補:須藤崇規(川崎市アートセンター)
演出助手:田中智佳
宣伝美術:青木 正(Thomas Alex)
制作統括:大久保聖子(川崎市アートセンター)
制作:河合千佳(川崎市アートセンター)
主催:財団法人山口市文化振興財団、文化庁、やまぐち地域文化芸術振興プラン実行委員会
後援:山口市、山口市教育委員会
文化庁『地域文化芸術振興プラン』プロジェクト
製作:mmp(ミクストメディア・プロダクト)、川崎市アートセンター、NPO法人アートネットワーク・ジャパン
企画・制作:山口情報芸術センター[YCAM]

photo: 飯田研紀/IIDA KENKI
Life On The Planet(ライフ・オン・ザ・プラネット)
完全人工空間--。それは、起こるかもしれない未来
「地球環境と人間、自然と文明」をテーマにした本作は、国内に実在する人工閉鎖空間からアイデアを得ています。植物の栽培や動物の飼育、そして人間や動植物の生存実験までを、閉鎖空間のなかで実験するこの施設は、いわばミニ地球ともいえます。本作では、その目的や必要性を踏まえながら、完全人工空間における人間の姿を描いています。太陽も海もない、空気すらも自分たちでつくる隔絶された場所で、家族や生活、私たちの記憶は、どのように変化するのでしょうか。この作品は、フィクションではありますが、それは起こるかもしれない本当の未来ともいえるのです。
こうした仮想の近未来の視点から、観客に投げかけられるテーマ。それは、フィクションでありながらも、劇場と現実との境界をゆるがす演劇ならではの表現でもあります。地球温暖化や大気・放射能汚染など、人間をとりまく環境が悪化の一途をたどる現在にこそ、考えなければならない視点。それを、フィクションと現実、現在と未来という多層的な時間軸が交錯する演劇の世界観によって、観客にもたらしていきます。
太陽のないバイオスフィア 阿部初美
四角い箱のような部屋、オレンジ色の人工光に照らされた稲穂が四隅までぎっしりと植えられている。
こんな光景に出会ったのは、06年、『アトミック・サバイバー』という作品の製作中、核燃料再処理工場の取材で訪れた、青森県六ヶ所村の「環境科学技術研究所」の一角にある人工閉鎖空間だった。そこではNASAの協力のもとに、人間の生活に必要な空気や水、光、食べ物などのすべてが人工的に作りだされ、かつてヒトの長期滞在が試みられていた。
なぜ、なんのために。
ここでわたしが見たものは、ある未来の断片なのだろうか?
『Life On The Planet』は、この人工閉鎖空間から着想した作品である。
演劇の新しいコラボレーションのカタチ
本作は、創作方法においても、新しい挑戦を試みています。作品のテーマを主軸におき、それらに興味をもつアーティストが集まることで共同制作がおこなわれています。劇作家が書いたテキストの断片を、ドラマトゥルクが組み立て、演出家が舞台化。さらに音楽家が、実際の舞台でサウンドを奏で、それらすべてが、観客の目の前で融合していきます。一つの完全な戯曲を劇作家が書き下ろす従来の方法でなく、新しいコラボレーションの在り方を実践することにより、新たな演劇のライブ感覚を探ります。
※mmp(ミクストメディア・プロダクト)とは
阿部初美、長島確など複数メンバーによる、プロジェクトベースの作品制作レーベル。志を同じくする、異なる分野のアーティストや専門家にプロジェクトごとに参加を呼びかけ、その共存・混在が新たな表現を生み出すような活動を目指す。今回は、松田正隆、大谷能生が加わり、新しい演劇のかたちを模索します。
http://mmps.jp/

参考写真:「PARK CITY」(2009、山口情報芸術センター[YCAM])
Photo: Ryuichi Maruo (YCAM InterLab)
空間美術:田原奈穂子(mmp)
照明:田島佐智子(mmp)
音響:木下真紀
舞台監督:喜久田吉蔵
ドラマトゥルク補:須藤崇規(川崎市アートセンター)
演出助手:田中智佳
宣伝美術:青木 正(Thomas Alex)
制作統括:大久保聖子(川崎市アートセンター)
制作:河合千佳(川崎市アートセンター)
主催:財団法人山口市文化振興財団、文化庁、やまぐち地域文化芸術振興プラン実行委員会
後援:山口市、山口市教育委員会
文化庁『地域文化芸術振興プラン』プロジェクト
製作:mmp(ミクストメディア・プロダクト)、川崎市アートセンター、NPO法人アートネットワーク・ジャパン
企画・制作:山口情報芸術センター[YCAM]