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Zach Lieberman, Evan Roth, James Powderly, Theo Watson, Chris Sugrue, Tony TEMPT1

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Design: StudioKanna

視線を通じて世界と繋がる。― 視線入力技術
LabACT vol.1「The EyeWriter」

日付/時間 :
2011-10-01(土)-2011-12-25(日)10:00-20:00(作品体験は11:00-17:00)
場所 :
ホワイエ /
料金 :
入場無料

※本展の開催は、当初、9月17日(土)からを予定しておりましたが、アーティスト来日の都合上、は10月1日(土)からに変更となりました。

出展作家:The EyeWriter 開発チーム(ザック・リーバーマン、エヴァン・ロス、ジェームズ・パウダリー、テオ・ワトソン、クリス・サグリュ、TEMPT1)、エキソニモ、セミトラ

視線で絵を描く。
視線による描画装置「The EyeWriter」を体験できる展覧会
プロジェクトの全容を紹介し、YCAMがその応用を試みる。


メディアアートの技術的な側面に着目し、科学とアートの対話が生み出す創造性について、社会的な意義を含む幅広い視点から紹介する展覧会シリーズ「LabACT(ラボ・アクト)」。
今年度は、視線の動きを検出する「視線入力技術」をテーマに、2つの展覧会を開催。1回目は、アメリカを拠点に、視線による描画装置を開発するプロジェクト「The EyeWriter(ジ・アイライター)」を紹介します。
本展では、プロジェクトの全容と、技術開発のプロセスを紹介するほか、最新型の装置を実際に使い、視線で絵を描く体験ブースを開設。さらに、開発技術を応用した新作インスタレーションの展示や、ワークショップを開催します。「The EyeWriter」の応用を含む、多角的なアプローチを試みる本展を通じ、メディアがもたらす技術や思想、アート表現の発展性を紹介します。


「The EyeWriter」の活動から、
技術が拓く創造の多様性、社会的な意義に迫る。

「The EyeWriter」は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で体が麻痺したアメリカのグラフィティアーティストが「再び絵を描けるように」という願いをきっかけに、2010年に始まったプロジェクトです。アーティストやエンジニアをはじめ、世界各地の多くの参加者によって、オープンソースソフトウェアと手軽なデバイスによる、目の動きだけで絵を描く装置が開発され、現在も改良が進められています。 本展では、新しいテクノロジーと、技術や情報のシェアの思想を色濃く反映した本プロジェクトの活動を紹介するほか、最新版となる「The EyeWriter 2.0」の体験ブースを設置。さらに、オープンソースとして公開されている視線入力ソフトウェアを応用した2組のアーティストによる体験型の新作インスタレーションを展示します。

The Eyewriter from Evan Roth on Vimeo.


展示作品
「The EyeWriter(ジ・アイライター) 」 
プレゼンテーション展示

「The EyeWriter」プロジェクトの記録映像や解説映像、パネル展示のほか、会場の特設ブースでは、「The EyeWriter 2.0」を、実際に体験することができます。観客は、視線認識のためのキャリブレーションの後、視線でグラフィティを描いたり、ゲームをしたりと、複数のコンテンツを楽しむことができます。「The EyeWriter」についての理解と体験を促す展示を通じ、技術の共有によって発展を続け、社会的な意義をも見出すプロジェクトのあり方を紹介します。


エキソニモ 「EyeWalker(アイウォーカー) 」 
新作(YCAM委嘱作品)  2011|インスタレーション

視線の動きによって、視覚の跳躍を体験することができる作品。YCAM館内には、オブジェとなるビデオカメラ付きモニターが様々な角度で、距離を置いて配置され、体験者がいるブース内のモニターには、会場の風景が映し出されます。体験者が、モニター画面に映るオブジェを見つめると、その画面は、オブジェからの中継映像へと次々と切り替わっていきます。
本作では、「The EyeWriter」のソフトウェアを応用して、体験者が、モニター内のどのオブジェを見ているかを検出し、中継映像を選択しています。ブース内のモニターに映る映像に没入する体験者の視覚は、自らの視線が向くオブジェへと転移し、次々と展開されていくことになります。映像に囚われた私たちの没入感覚を極端に増幅し、現実の空間を次々に跳躍するかのような視覚をもたらす本作は、見る行為と自身の存在にある関係をも揺さぶります。

セミトラ 「eyeFont(アイフォント) 」 
新作(YCAM委嘱作品)  2011|インスタレーション

体験者の視線の動きを使って、文字書体(フォント)をつくり出す作品。YCAMで2009年に開催したセミトラの個展「tFont/fTime」で展開した、文字デザインを探求するプロジェクトの新バージョンとなる体験型のインスタレーションです。
体験者は、ブース内のモニターに映し出される文字を見つめ、その文字を自らの視線で上書きします。視線によって描かれた文字は、データベースに送られ、展示期間中常にアーカイブ化されます。視線の動きを使って線を描くという行為は、不自由さと同時に、習熟や洗練のない未知の体験といえます。意識によってコントロールされつつも、完全には制御できない人間の生体が作り出す文字=フォント。視線による文字書体は、どこで均整が保たれ、何によって個性的な変形が生まれるのか―。多様なバリエーションを含む文字が蓄積される本作を通じ、視線による文字デザインが提示されます。
"eyeFont" アーカイブウェブサイト: http://eyefont.semitra.com/

関連イベント
シンポジム「The EyeWriterをめぐってー開発と共有の先に見えるもの」
10月1日(土)15:30-18:00 参加無料
パネリスト:ザック・リーバーマン、エキソニモ、田中良治(セミトラ)、安藤英由樹(大阪大学工学部准教授) *逐次通訳あり

YCAMオリジナルワークショップ「Eye2Eye(アイ・トゥ・アイ)」
10月1日(土)、11月6日(日)、12月4日(日)
各日13:00-15:00[各日完結/全3回]
会場:スタジオA 講師:YCAM教育普及スタッフ


主催:公益財団法人山口市文化振興財団 
後援:山口市、山口市教育委員会
支援:文化庁「平成23年度メディア芸術人材育成支援事業」
協賛:株式会社資生堂
技術協力:YCAM InterLab
企画制作:山口情報芸術センター[YCAM]

キュレーター:阿部一直(YCAM)
テクニカルディレクター:伊藤隆之(YCAM InterLab)