平川典俊 新作インスタレーション
「Beyond the sunbeam through trees―木漏れ日の向こうに」
- 日付/時間 :
-
2011-05-28(土)-2011-08-21(日)10:00-19:00
- 場所 :
- スタジオB /
- 料金 :
- 入場無料
-
コラボレーティブ・アーティスト:ミヒャエル・ローター(作曲家/ミュージシャン)、安藤洋子(ダンサー)
インスタレーションとパフォーマンスを融合する、新たな表現への試み
ジャンルの異なる国際的なアーティストがコラボレーションし、
新作を制作/発表
山口情報芸術センター[YCAM]では、映像・音響・身体表現が融合した、新たな芸術表現の創造を目指し、現代美術家、平川典俊(ひらかわ・のりとし)による新作インスタレーションを制作/発表します。
本作は、人間の意識や根源的なエネルギーの発露を、光・映像・音響として表現するインスタレーション作品です。ひとりの女性の繊細な感情や振る舞いから発想された、会場内の光(木漏れ日)、女性を描写した映像、音響表現は、観客の参加によって作品内に多様なインタラクションを生み出します。
光のダイナミクスとともに、本作の特徴的な表現となる映像・音響の制作には、作曲家/ミュージシャンのミヒャエル・ローター、ダンサーの安藤洋子が参加。本作が初の顔合わせとなる3人の国際的なアーティストが、YCAMの滞在制作で互いの表現を刺激し合い、待望の新作を発表します。
ジャンルの異なる国際的なアーティストがコラボレーションし、
新作を制作/発表
山口情報芸術センター[YCAM]では、映像・音響・身体表現が融合した、新たな芸術表現の創造を目指し、現代美術家、平川典俊(ひらかわ・のりとし)による新作インスタレーションを制作/発表します。
本作は、人間の意識や根源的なエネルギーの発露を、光・映像・音響として表現するインスタレーション作品です。ひとりの女性の繊細な感情や振る舞いから発想された、会場内の光(木漏れ日)、女性を描写した映像、音響表現は、観客の参加によって作品内に多様なインタラクションを生み出します。
光のダイナミクスとともに、本作の特徴的な表現となる映像・音響の制作には、作曲家/ミュージシャンのミヒャエル・ローター、ダンサーの安藤洋子が参加。本作が初の顔合わせとなる3人の国際的なアーティストが、YCAMの滞在制作で互いの表現を刺激し合い、待望の新作を発表します。
80年代より、幅広い作風と社会への挑発を含む刺激的な表現を通じ、人間の自由意志に対する個人の認識を問い続ける現代美術家、平川典俊。待望の新作発表となる本展では、これまでYCAMが制作/発表してきたオーディオビジュアル・インスタレーションの方法論を飛躍させ、光・映像・音響によるインスタレーションと、パフォーマンスが融合した実験的な表現に取り組みます。
新作では、ひとりの女性の葛藤から生まれる感情や動きを、メディアテクノロジーを用いた光・映像・音響の多様なインタラクションによって表現します。観客の参加によって稼働する本作のシステムを通じ、観客の意識とエネルギーは、作品を現出させるシステムの循と、女性の意識の現れを促します。観客は、次第に移り変わる時間や空間を体感しながら、動きを生み出す自らのエネルギーを知覚します。

参考写真:平川典俊「Insearch of a Purple Heart」(2005、Salon94、ニューヨーク)

平川典俊「NH Heimweh nach der Heimat」(1996、Theater Am Turm、フランクフルト)
平川典俊
「Beyond the sunbeam through trees―木漏れ日の向こうに」
コラボレーティブ・アーティスト:ミヒャエル・ローター(作曲家/ミュージシャン)、安藤洋子(ダンサー)
2011(YCAM委嘱作品)|インスタレーション
text by Noritoshi Hirakawa
本作は、ギリシャ哲学における、あらゆる存在の基底となる原初的な概念 〈ピュシス〉に言及し、根源的なエネルギーであるこの概念をもとに、複数の人間の意識が調律し、感化して人間の持つ肯定的な存在をそれぞれが内包していくというインスタレーションです。孤立する一人の人間、一人のミュージシャン、そして架空の一人の人間(観客)が暗闇の中で希求する、ある未来への予感がお互いに影響し合い、一つの循環を生む装置(インスタレーション)として機能します。中継点にいる一人の人間の意識の変化 と、精神的なエネルギーの発露とその過程を、異なる表情をもった3つの空間として会場に構成しています。人間が抱える内的な変化から発想された光のダイナミクスや映像、音響表現は、観客がすなわち一人の人間(他者)として参加することで動き出し、作品内 に多様なインタラクションをつくり出します。観客(他者)の存在に より光が暗闇のなかに放たれ、人間の意識が感化されていくとともに徐々に明るさを増す光のインスタレーションのなかで、ひとつの力として自己の存在と向き合う観客は、人間が光を希求する志向、根源的なエネルギーへと導かれる意識の流れを実感することになるのです。

平川典俊「Beyond the sunbeam through trees―木漏れ日の向こうに」(2010、YCAM委嘱作品)
主催:公益財団法人山口市文化振興財団
後援:山口市、山口市教育委員会
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団
支援:平成23年度優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業
協力:ワタリウム美術館、群馬県立近代美術館、WAKO WORKS OF ART、Gallery HAM、NANZUKA UNDERGROUND、 トモ・スズキ・ジャパン
機材協力:カラーキネティクス・ジャパン株式会社
技術協力:YCAM InterLab
企画制作:山口情報芸術センター[YCAM]
キュレーター:阿部一直(YCAM)