スティーヴ・パクストン「Phantom Exhibition~背骨のためのマテリアル」
- スティーヴ・パクストン
- 日付 :
- 2009-05-24(日)–2009-08-31(月)
-
時間 :
- 10:00〜19:00
- 休館日 :
- 火曜日(祝日の場合は翌日)
- 場所 :
- スタジオB / ホワイエ / 2Fギャラリー /
- 料金 :
- 入場無料
合気道、ヨガ、ヴィパッサナー瞑想など、アジアの身体技法をダンスに取り入れるスティーヴ・パクストン。
その身体の思想と作品を紹介する展覧会。
YCAMでは、34年ぶりの来日を果たすアメリカ・ポスト・モダンダンスを代表するダンサー/振付家、スティーヴ・パクストンの新作映像インスタレーションを中心に、作家によるデモンストレーション、専門家を招いたレクチャーなどによって、パクストンの身体における思想を総合的に紹介する展覧会を開催します。現在のダンスシーンに多大な影響を与えるパクストンのメソッドと独自の表現を、映像インスタレーションで体感するとともに、さまざまなイベントによって読みとく本展を通じ、パクストンの活動を1960年代からの社会的、歴史的文脈から紹介するとともに、メディア表現によって発見される新たな身体と空間の現在形を考察します。
展覧会公式サイト

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
その身体の思想と作品を紹介する展覧会。
YCAMでは、34年ぶりの来日を果たすアメリカ・ポスト・モダンダンスを代表するダンサー/振付家、スティーヴ・パクストンの新作映像インスタレーションを中心に、作家によるデモンストレーション、専門家を招いたレクチャーなどによって、パクストンの身体における思想を総合的に紹介する展覧会を開催します。現在のダンスシーンに多大な影響を与えるパクストンのメソッドと独自の表現を、映像インスタレーションで体感するとともに、さまざまなイベントによって読みとく本展を通じ、パクストンの活動を1960年代からの社会的、歴史的文脈から紹介するとともに、メディア表現によって発見される新たな身体と空間の現在形を考察します。
展覧会公式サイト

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
身体のあらゆる感覚と行為の枠組みの問い直し、
コンテンポラリーダンスとアートの融合したパクストンの身体の思想をここに紹介。

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
空間を全面に覆う映像に身をゆだね、新たな身体感覚を発見する
従来のバレエやダンスから身体を解放し、独自のダンス表現を開拓してきたスティーヴ・パクストン。70年代には新しいダンス概念である即興形式「コンタクト・インプロヴィゼーション」(注) を提唱するなど、その活動は、コンテンポラリーダンスに画期的な技法をもたらしています。本展では、パクストンの集大成として1986年から取り組んでいるメソッド「Material for the Spine(背骨のためのマテリアル)」から展開された映像インスタレーションを日本初公開。展示空間を取り囲む5面の大型スクリーンには、メソッドに基づき身体を動かすパクストンやパフォーマーの身体映像、CGによるダンスシミュレーション、そして詩的なリズムを秘めた解説ナレーションが映し出され、巨大な映像のなかで観客は身体と重力の関係性を全身で感受します。
(注)コンタクト・インプロヴィゼーション:ダンスの即興形式の一つ。他者との接触を通して動かし/動かされながら、そこに生じる合力に身を委ねることで、既存のダンスイメージを超えた新しい動きの経験を可能とするダンスおよびコミュニケーション技法。
■作品展示
映像インスタレーション
「Phantom Exhibition(ファントム・エキシビション)」

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
身体の中心を探求するためのメソッドとしてパクストンが1986年から取り組む「背骨のためのマテリアル」。このメソッドに基づいて自らが映像のモデルとなり身体を動かすパクストンやパフォーマーの姿、それらをCGによって解析した映像が5面の大型スクリーンに映し出されます。空間全面を覆う映像のなかで、観客は身体と重力の関係性、身体の内部と外部、骨格の感覚を全身で感受し、新たな身体感覚に出会うことができます。パクストンとベルギーの2名の映像アーティストによって制作された本作が、YCAMのスタジオ機能と技術を活かし、ほかでは体験できないハイクオリティな空間表現として実現します。今年4月にベルギーで初公開されたばかりの話題の新作が、YCAMに登場します。(日本公開はYCAMのみとなります)
スティーヴ・パクストン、フローレンス・コリン+バプティスト・アンドリアン(Contredanse)
制作:Contredanse 共同制作:Bozar Dance、Charleroi/danses 協力:WBI
■レクチャー + デモンストレーション
5月24日(日)13:00-14:30(開場は30分前)
会場:スタジオB
出演:スティーヴ・パクストン
展示作品「Phantom Exhibition」の空間で、作家本人がレクチャーするデモンストレーションをおこないます。
入場無料[限定70名](当日受付)
*公演当日10:00より受付開始、整理券を配布いたします。
※本イベントは、有料を予定しておりましたが、入場無料に変更となりました。
※当日はイベント開催のため、展示作品「Phantom Exhibition」の一般公開は15:00からとなります。
■レクチャー + ポストトーク
5月24日(日)15:00-17:00
会場:ホワイエ
ゲスト:スティーヴ・パクストン、中谷芙二子(アーティスト)
講師/モデレータ:外山紀久子(埼玉大学教授/美学)
アート、ダンス、音楽などジャンルを超えた実験的な活動が展開された1950~60年代アメリカ。その時代の文化状況を踏まえ、スティーヴ・パクストンの活動とその意義を考える上で必須の参照点となるジャドソン・ダンス・シアターを中心に解説します。
さらに、今回のレクチャーでは、禅仏教やタオといった東洋思想の影響下で、身体が意識にはたらきかける重要なメディアとして再発見されていくプロセスに注目します。現在のアートシーン、コンテンポラリーダンスに通ずる、その系譜をたどるめずらしい機会。あわせて、作家本人によるアーティストトークも開催します。
参加無料 *逐語通訳あり
■ギャラリーツアー
6月7日(日)、14日(日)、27日(土)、28日(日)
7月5日(日)、11日(土)、18日(土)、25日(土)、26日(日)
8月1日(土)、2日(日)、29日(土)、30日(日)
各回14:00-15:00(8月29日、30日のみ11:00-12:00)
レクチャーと作品鑑賞により、コンテンポラリーダンスの基礎知識から本展のテーマまでを紹介します。YCAM専門スタッフとともに作品を体験しながら、本展の鑑賞ポイントを発見することができます。
参加無料
*当日30分前までにYCAM1Fチケットインフォメーションまでお申し込みください。
■映像・資料展示
会期中
会場:ホワイエ、2Fギャラリー
スティーヴ・パクストンとその身体メソッドである「Material for the Spine」について読みとく映像ドキュメントを上映。2008年刊行の最新DVD-ROMと1970年代の映像資料から、パクストンの活動の軌跡をたどります。
鑑賞無料
Material for the Spine 背骨のためのマテリアル
スティーヴ・パクストン 2007年8月
「Material for the Spine(背骨のためのマテリアル)」は1986年に始められた、シンプルなダンスのためのシステムです。それは頭や背骨、骨盤など骨の感覚に基づいたシステムであり、骨の感覚から形成される自己イメージに沿って展開されてゆきます。つまり、身体の中心を探求するためのシステムなのです。
その素材(マテリアル)は、パクストンが考案したコンタクト・インプロヴィゼーション(C.I.)という即興形式の実践や学習法から抽出されたものです。そのためクラスでは、C.I.も経験することになります。ただ、C.I.には他者とのコミュニケーションや遊びなどの要素が多く含まれますが、「Material for the Spine」では、呼吸や動きの精確さに重点が置かれています。そのため、より具体的な技術を追求するものであり、同時に瞑想的なソロの実践であるといえます。他のダンステクニックとの関係性にも気がつくことでしょう。中でも、通常のテクニックではあまり指摘されることのない骨盤の動きについて、このシステムでは多くのことを学びます。動きは背骨に始まり、股関節、大腿、肩甲骨、そして腕へと広げられてゆきます。身体の中心を探求する活動は、全身を取りこまずにはいません。
(パクストンによるクラス説明より)

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
主催:財団法人山口市文化振興財団
後援:山口市、山口市教育委員会
共催:DANCE DOCUMENTS JAPAN COMMITTEE (DDJC)
助成:日米友好基金、Asian Cultural Council、財団法人セゾン文化財団
企画:山口情報芸術センター[YCAM]
技術協力:YCAM InterLab
キュレータ:阿部一直(YCAM)
デザインディレクション:川上 俊(artless)
*この企画は、全国の芸術機関、施設が連動して開催する「Touch, Contact, Bones Steve Paxton + Lisa Nelson Dance Project 2009.4.26-8.31」の一環としておこなわれます。 主催:DANCE DOCUMENTS JAPAN COMMITTEE (DDJC)
共催:京都の暑い夏事務局、株式会社ワコールアートセンター、東京藝術大学大学院映像研究科、近畿大学国際人文科学研究所、早稲田大学演劇博物館グローバルCOE 舞踊研究コース、財団法人山口市文化振興財団
協力:公立大学法人青森公立大学、国際芸術センター青森AIR実行委員会(予定)
助成:日米友好基金、Asian Cultural Council、財団法人セゾン文化財団

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
空間を全面に覆う映像に身をゆだね、新たな身体感覚を発見する
従来のバレエやダンスから身体を解放し、独自のダンス表現を開拓してきたスティーヴ・パクストン。70年代には新しいダンス概念である即興形式「コンタクト・インプロヴィゼーション」(注) を提唱するなど、その活動は、コンテンポラリーダンスに画期的な技法をもたらしています。本展では、パクストンの集大成として1986年から取り組んでいるメソッド「Material for the Spine(背骨のためのマテリアル)」から展開された映像インスタレーションを日本初公開。展示空間を取り囲む5面の大型スクリーンには、メソッドに基づき身体を動かすパクストンやパフォーマーの身体映像、CGによるダンスシミュレーション、そして詩的なリズムを秘めた解説ナレーションが映し出され、巨大な映像のなかで観客は身体と重力の関係性を全身で感受します。
(注)コンタクト・インプロヴィゼーション:ダンスの即興形式の一つ。他者との接触を通して動かし/動かされながら、そこに生じる合力に身を委ねることで、既存のダンスイメージを超えた新しい動きの経験を可能とするダンスおよびコミュニケーション技法。
■作品展示
映像インスタレーション
「Phantom Exhibition(ファントム・エキシビション)」

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
身体の中心を探求するためのメソッドとしてパクストンが1986年から取り組む「背骨のためのマテリアル」。このメソッドに基づいて自らが映像のモデルとなり身体を動かすパクストンやパフォーマーの姿、それらをCGによって解析した映像が5面の大型スクリーンに映し出されます。空間全面を覆う映像のなかで、観客は身体と重力の関係性、身体の内部と外部、骨格の感覚を全身で感受し、新たな身体感覚に出会うことができます。パクストンとベルギーの2名の映像アーティストによって制作された本作が、YCAMのスタジオ機能と技術を活かし、ほかでは体験できないハイクオリティな空間表現として実現します。今年4月にベルギーで初公開されたばかりの話題の新作が、YCAMに登場します。(日本公開はYCAMのみとなります)
スティーヴ・パクストン、フローレンス・コリン+バプティスト・アンドリアン(Contredanse)
制作:Contredanse 共同制作:Bozar Dance、Charleroi/danses 協力:WBI
■レクチャー + デモンストレーション
5月24日(日)13:00-14:30(開場は30分前)
会場:スタジオB
出演:スティーヴ・パクストン
展示作品「Phantom Exhibition」の空間で、作家本人がレクチャーするデモンストレーションをおこないます。
入場無料[限定70名](当日受付)
*公演当日10:00より受付開始、整理券を配布いたします。
※本イベントは、有料を予定しておりましたが、入場無料に変更となりました。
※当日はイベント開催のため、展示作品「Phantom Exhibition」の一般公開は15:00からとなります。
■レクチャー + ポストトーク
5月24日(日)15:00-17:00
会場:ホワイエ
ゲスト:スティーヴ・パクストン、中谷芙二子(アーティスト)
講師/モデレータ:外山紀久子(埼玉大学教授/美学)
アート、ダンス、音楽などジャンルを超えた実験的な活動が展開された1950~60年代アメリカ。その時代の文化状況を踏まえ、スティーヴ・パクストンの活動とその意義を考える上で必須の参照点となるジャドソン・ダンス・シアターを中心に解説します。
さらに、今回のレクチャーでは、禅仏教やタオといった東洋思想の影響下で、身体が意識にはたらきかける重要なメディアとして再発見されていくプロセスに注目します。現在のアートシーン、コンテンポラリーダンスに通ずる、その系譜をたどるめずらしい機会。あわせて、作家本人によるアーティストトークも開催します。
参加無料 *逐語通訳あり
■ギャラリーツアー
6月7日(日)、14日(日)、27日(土)、28日(日)
7月5日(日)、11日(土)、18日(土)、25日(土)、26日(日)
8月1日(土)、2日(日)、29日(土)、30日(日)
各回14:00-15:00(8月29日、30日のみ11:00-12:00)
レクチャーと作品鑑賞により、コンテンポラリーダンスの基礎知識から本展のテーマまでを紹介します。YCAM専門スタッフとともに作品を体験しながら、本展の鑑賞ポイントを発見することができます。
参加無料
*当日30分前までにYCAM1Fチケットインフォメーションまでお申し込みください。
■映像・資料展示
会期中
会場:ホワイエ、2Fギャラリー
スティーヴ・パクストンとその身体メソッドである「Material for the Spine」について読みとく映像ドキュメントを上映。2008年刊行の最新DVD-ROMと1970年代の映像資料から、パクストンの活動の軌跡をたどります。
鑑賞無料
Material for the Spine 背骨のためのマテリアル
スティーヴ・パクストン 2007年8月
「Material for the Spine(背骨のためのマテリアル)」は1986年に始められた、シンプルなダンスのためのシステムです。それは頭や背骨、骨盤など骨の感覚に基づいたシステムであり、骨の感覚から形成される自己イメージに沿って展開されてゆきます。つまり、身体の中心を探求するためのシステムなのです。
その素材(マテリアル)は、パクストンが考案したコンタクト・インプロヴィゼーション(C.I.)という即興形式の実践や学習法から抽出されたものです。そのためクラスでは、C.I.も経験することになります。ただ、C.I.には他者とのコミュニケーションや遊びなどの要素が多く含まれますが、「Material for the Spine」では、呼吸や動きの精確さに重点が置かれています。そのため、より具体的な技術を追求するものであり、同時に瞑想的なソロの実践であるといえます。他のダンステクニックとの関係性にも気がつくことでしょう。中でも、通常のテクニックではあまり指摘されることのない骨盤の動きについて、このシステムでは多くのことを学びます。動きは背骨に始まり、股関節、大腿、肩甲骨、そして腕へと広げられてゆきます。身体の中心を探求する活動は、全身を取りこまずにはいません。
(パクストンによるクラス説明より)

Phantom Exhibition, Steve Paxton with Florence Corin and Baptiste Andrien (Contredanse). Photo: Contredanse (Florence Corin and Baptiste Andrien)
主催:財団法人山口市文化振興財団
後援:山口市、山口市教育委員会
共催:DANCE DOCUMENTS JAPAN COMMITTEE (DDJC)
助成:日米友好基金、Asian Cultural Council、財団法人セゾン文化財団
企画:山口情報芸術センター[YCAM]
技術協力:YCAM InterLab
キュレータ:阿部一直(YCAM)
デザインディレクション:川上 俊(artless)
*この企画は、全国の芸術機関、施設が連動して開催する「Touch, Contact, Bones Steve Paxton + Lisa Nelson Dance Project 2009.4.26-8.31」の一環としておこなわれます。 主催:DANCE DOCUMENTS JAPAN COMMITTEE (DDJC)
共催:京都の暑い夏事務局、株式会社ワコールアートセンター、東京藝術大学大学院映像研究科、近畿大学国際人文科学研究所、早稲田大学演劇博物館グローバルCOE 舞踊研究コース、財団法人山口市文化振興財団
協力:公立大学法人青森公立大学、国際芸術センター青森AIR実行委員会(予定)
助成:日米友好基金、Asian Cultural Council、財団法人セゾン文化財団