art

複製技術からメディアテクノロジーまでを対象に、国内外のアーティストを招聘し、滞在制作をベースに、主にコミッションワークによる新作アートプロダクションの制作・発表を行っています。アート、科学、情報技術の成果を取り入れた領域横断的なクリエーションが特徴で、視覚表現だけでなく、サウンドアートやソフトウェアアートにも重点を置きます。随時YCAM InterLabが協力し、ソフトのプログラム開発・研究およびハードの空間設計を行い、その成果をエデュケーションプログラムにも応用展開しています。

Pick Up

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    三上晴子 新作インスタレーション展「Desire of Codes|欲望のコード」

    日付 :
    2010-03-20(土)–2010-06-06(日)
    時間 :
    10:00〜19:00
    休館日 :
    火曜日(祝日の場合は翌日)
    場所 :
    スタジオA / スタジオB / ホワイエ /
    料金 :
    入場無料

    コード化されていく欲望。コード化されえない、私たちの身体とは--。

    情報技術と知覚との関係を、時代の変化とともに克明に描き出し、私たちの身体や、その存在について、独自の視点から作品を発表し続けるアーティスト、三上晴子。彼女の活動を総合的に紹介する本展は、滞在制作による新作インスタレーション(YCAM委嘱作品)と、関連展示2作品を含む大規模な個展となります。


    参考写真:三上晴子 新作インスタレーション 「Desire of Codes」(YCAM委嘱作品)実験風景

    「Desire of Codes」と題された新作では、YCAMのスタジオA全面を3つの作品で構成します。観客の動きとともに変化する壁面に広がるインスタレーション(参考写真)、観客の動きを追うレーザプロジェクターが搭載された6基のロボットアーム、そして、昆虫の複眼のような巨大なスクリーンが登場します。各装置は、生物が蠢くように観客の動きにあわせて一斉に動き出し、内蔵カメラが観客を監視しながら独自のデータベースを作り出します。そこに世界中で稼働する監視カメラの映像が交わり、時間や空間を断片的に組み変えながら、巨大な複眼スクリーンへと投影していきます。
    本展は、プログラム言語、遺伝子暗号、個人情報など、個人の趣味趣向さえもがコード化されていく現在の社会の様相をテーマにしています。私たちが生きる環境さえも情報化される中で、「データとしての身体」「コードがもつ欲望」とは―。その変化とは―。観客自身の身体が監視と表現の対象となる本作は、私たちの存在をも問い直す意欲作となるでしょう。
    (2月中旬に詳細を発表)

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イベントスケジュール

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    渋谷慶一郎+evala 新作サウンドインスタレーション「for maria installation version」

    日付/時間 :
    2009-10-01(木)-2009-10-25 (日)10:00-20:00
    2009-11-07 (土)-2009-12-28 (月)10:00-20:00
    2010-01-04 (月)-2010-06-06 (日)10:00-20:00
    休館日 :
    火曜日(祝日の場合は翌日)
    12月29日(火)-1月3日(日)年末年始のため全館休館
    ※10月26日(月)-11月6日(金)は、 展覧会のみ臨時閉場いたします。
    場所 :
    中庭 /
    料金 :
    入場無料

    YCAMの中庭に響くサウンドインスタレーション
    ここでしか味わえないピアノサウンドによる空間


    YCAMの憩いの場として親しまれる中庭 (写真) で、メディアテクノロジーを駆使したサウンドアートの作品を制作/発表するシリーズ 「sound tectonics installation(サウンド・テクトニクス・インスタレーション)」。
    2回目となる今回の展示では、ピアノ音源を用いた新作のサウンドインスタレーションが、登場します。コンピュータによって、音楽に空間的な広がりや移動をもたせた、普段はなかなか体感することのできない音響表現。本展では、来訪者にとって身近な中庭で、高品位の再技術で録音されたピアノ音源をベースにした最新作をご紹介します。ピアノの音色が、多様な空間表現へと展開される本作を通じ、サウンドアートの魅力を発見してください。

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    三上晴子+市川創太「gravicells - 重力と抵抗」改訂新バージョン(「Desire of Codes|欲望のコード」関連展示)

    日付/時間 :
    2010-01-24(日)-2010-05-09(日)10:00-19:00
    2010-05-22(土)-2010-06-06(日)10:00-19:00
    休館日 :
    火曜日(祝日の場合は翌日)
    場所 :
    スタジオB /
    料金 :
    入場無料

    80年代より、「情報社会と身体」をテーマに、テクノロジーとその思想を批評的に検証しながら、時代を挑発する作品を発表し続けるアーティスト、三上晴子。2010年3月よりスタートする大規模な個展「Desire of Codes|欲望のコード」を前に、関連企画として、三上晴子+市川創太による作品「gravicells(グラヴィセルズ)−重力と抵抗」を、改訂新バージョンとして、再公開します。
    2004年5月のYCAMでの滞在制作・初公開以来、本作は、東京、ベルリン、トリノをはじめ世界8カ国/12ヵ所を巡回し、メディアアートの代表的な作品のひとつとして、高い評価を得ています。
    本作は、「知覚のインターフェース」をテーマに、独自に開発した特殊な装置によって、人の重力と それに対する抵抗を、映像と音によって表現した体験型のインスタレーションです。観客の動きに 反応する作品空間は、私たちの空間概念の根底となっている「重力」の存在を再認識させ、新鮮な感覚をもたらします。
    世界中で好評を博した本作を、ぜひこの機会にYCAMで体験してください。

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    中谷芙二子+高谷史郎 新作プロジェクト 「INTER-ENVIRONMENT(仮)」

    日付/時間 :
    2010-08-07(土)-2010-10-17(日)10:00-19:00
    休館日 :
    火曜日(祝日の場合は翌日)
    場所 :
    ホワイエ / 中庭 / ほか /
    料金 :
    入場無料

    アート、科学、情報技術の対話
    新たな環境創造を思考する展覧会

    1970年の大阪万博から40年。それは物質的な生産性から、情報を資本とする社会、文化、世界への転換期と捉えることもできます。本展では、大阪万博ペプシ館におけるアメリカの実験グループ、E.A.T.(Experiments in Art and Technology)の活動と、その先見的なプロジェクトの思想や表現を再考・再評価し、情報社会を見据えたアートと科学との対話を実践します。
    滞在制作による大規模な新作では、中谷芙二子(E.A.T.所属)による「霧の彫刻」、高谷史郎による光のインスタレーション、softpadによるサウンド表現が、YCAMの建築空間を舞台にコラボレーションを展開。環境センシング技術を多用し、ネットワーク技術によって館内外の自然の変容を取り込みながら全体で運動を続ける本作は、現在から未来に向けた新たな環境創造の視点を提示します。それは、環境にアートの本質を見出し、アートと科学の先進的な実験をおこなったE.A.T.に、万博以降の世代のアーティストが応答/挑戦する試みともいえるでしょう。情報化社会における環境を見据え、物質、そしてデータや情報といった非物質とが交信する中に見出される私たちの知覚や創造性について、新たな未来への思考を築きます。
    (滞在制作:7月下旬-8月上旬まで)

    ※アーティストトークやワークショップ、ギャラリーツアーを開催予定。


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    カールステン・ニコライ+マルコ・ペリハン 新作インスタレーション展 「polar Ⅱ: 極地としての環境観測(仮)」

    日付/時間 :
    2010-11-13(土)-2011-02-06(日)10:00-19:00
    休館日 :
    火曜日(祝日の場合は翌日)
    場所 :
    スタジオA /
    料金 :
    入場無料

    10年単位でおこなうアートからの環境観測
    情報ネットワークとしての地球。その極地とは...。

    アーティストの視点と立場から、10年単位という長期スパンで、地球環境と情報環境の定点観測をおこなう「polar」プロジェクト。2000年に東京で開催された、前作「polarⅠ」では、ネットワーク上に独自の検索エンジンを開発し、環境としての地球の存在を様々な情報から観測。その更新のプロセスを、映像とサウンドのインスタレーションによって表現しました。
    それから10年を経た現在、情報技術は大幅に発展し、それに伴い、人間の感覚や知覚も、圧倒的な変化を重ねています。私たちは、地球上に到達不可能な場所など、もはや存在しないかのように感じ、その一方では、目には見えない情報やデータによる広大な世界の存在に直面しています。本プロジェクトでは、2010年の現代における多様な環境を探索する独自のプラットフォームを提案。観客が、情報探索を通じて主体的に見出す、未知なる極地(polar)と、その意味とは...?世界の第一線で活躍する二人のアーティストが再び集結し、現在における地球環境と情報環境、そして、それらを私たち自らがリサーチする方法を提示します。
    (滞在制作:10月下旬-11月上旬)

    ※アーティストトークやワークショップ、ギャラリーツアーを開催予定。

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